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IT系資格5つの需要をキーワードプランナーとGoogleトレンドで比較してみた
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- Shou Arisaka / 有坂翔
プログラミングやシステム管理としてモチベーションを高めてくれる、IT系資格5つの需要をキーワードプランナーとGoogleトレンドで比較してみました。コーディング学習の参考になれば嬉しいです。
いくつかの主要なIT系資格を、キーワードプランナーとGoogleトレンドで比較してみることとした。
比較対象資格と対応する検索数については以下の通りである。
試験名称 | 検索数(日本国内) |
---|---|
ウェブデザイン技能検定 | 1K – 10K |
ウェブデザイン検定 | 100 – 1K |
ITパスポート試験 | 1K – 10K |
ITパスポート | 10K – 100K |
基本情報技術者試験 | 10K – 100K |
基本情報技術者 | 10K – 100K |
LPIC | 10K – 100K |
マイクロソフトオフィススペシャリスト | 1K – 10K |
IELTS | 10K – 100K |
IELTSはIT資格でこそないが、海外で働くなら一番プライオリティの高い資格である。有名な他分野の資格が比較に役立つかと思い一覧に加えることとした。
LPICとマイクロソフトオフィススペシャリストについては聞き馴染みがない方も多いかもしれない。この2つはいずれも、海外ではかなり重要なポジションを取っているサーティフィケーションの一つである。なお、後者の資格は海外では『MOS』として知られている。
さて、結果からは、ウェブデザイン検定とマイクロソフトオフィススペシャリストが他の比べて低需要であることが確認できる。次はGoogleトレンドでの調査である。
ウェブデザイン技能検定, ITパスポート試験, ITパスポート, 基本情報技術者試験, LPIC - Explore - Google Trends結果としては、ITパスポートと基本情報技術者試験が圧倒的であった。反対に、ウェブデザイン技能検定は以外にもほとんど知名度が無かった。僕はプログラミングを始めた当時、ウェブ開発から入ったので、この資格についてはかなり以前から親しい。この国家資格がこれほどの知名度であったことには意外性があった。
次に、いくつか入れ替えて再度試してみる。
IELTS, マイクロソフトオフィススペシャリスト, ITパスポート, 基本情報技術者試験, MOS - Explore - Google Trendsマイクロソフトオフィススペシャリストはやはり低いですね。