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Github Copilotの活用事例紹介
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- Shou Arisaka / 有坂翔
Github Copilotの活用事例を簡単に紹介したいと思う。
翻訳
英語なりソースとなる文章を含ませておいて、それを翻訳したい旨をこちらが持っていることが伝わるであろう形で文章・プログラムを記述する。
以下は私がブログ記事を書いている際に、スタックオーバーフローの英語文を引用し、それの日本語訳を自ら書き始めよう、とした際にサジェストされるようなコード(文章)である。
バッチスクリプト
.batファイルのようなシェルスクリプト言語はシングルクォーテーション・ダブルクォーテーションの扱い等についてシビアにならなければならない。
ある規則性のあるコードを2, 3行書いて、それをあと50行繰り返さなければならないような場合はどうだろう。単純なシンタックスエラーに怯えながらの単純作業はもはやプログラマーの仕事ではない。
他にも、jsonやオブジェクトの処理をさせたい場合にはそのデータ構造・ストラクチャをファイル内にコメントで書いておくと、それに合わせたコードを生成してくれたり、関数の引数に渡すオブジェクトのプロパティを指定すると、それに合わせたコードを生成してくれたりする。こういう点では、例えばTypeScriptのような型付け言語と組み合わせると、かなり強力なコード生成ツールになる言える。
基本的なアプローチとして(これはchatgptなどにも同様に言えることだが)一緒なのは、何らかの規則性・パターンと、それを必要に応じて最低限で伝えるコメントを添えてやれば、こういった物はその規則性を上手に紐解いてプロンプターが何を求めているのかを察してくれる。
AI・Copilotに余計な追記や冗長な(魔法のような、俗に呪文と呼ばれるような)プロンプトは不要である。あるいはむしろ混乱を招くことに繋がりかねないことであるため、何を求めているのかを最もシンプルかつ抽象化された形で伝えることが重要であると私は考えている。