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【Vim】ctrl-sで保存(:w)できるようにする
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- Shou Arisaka / 有坂翔
Vimコマンドラインテキストエディタを使用して、LinuxコマンドラインやWSL Linux BashのコマンドラインでCtrl-Sを使用してファイルを保存する方法を紹介します。 Ctrl-Sの動作を無効化し、Vim内でCtrl-Sをセーブするための設定を行います。
Ctrl-Sの無効化
まず、Ctrl-Sの動作を無効化するために、次のコマンドを使用します。これはLinuxコマンドラインやWSL Linux BashでCtrl-Sのフリーズを防ぎます。
cat >> ~/.bashrc
bind -r '\C-s'
stty -ixon
. ~/.bashrc
上記のコマンドは、~/.bashrc
ファイルに設定を追加し、Ctrl-Sの機能を無効化します。その後、設定を反映させるために . ~/.bashrc
を実行します。
VimでCtrl-Sのマッピング
次に、Vim内でCtrl-Sをセーブするために、Vimの設定ファイルである .vimrc
ファイルにマッピングを追加します。以下は、.vimrc
ファイルにCtrl-Sのマッピングを追加するコマンドです:
cat >> ~/.vimrc
:nmap <c-s> :w<CR>
:imap <c-s> <Esc>:w<CR>a
これにより、Vim内でCtrl-Sを押すと、ファイルがセーブされます。また、挿入モード内でもCtrl-Sを使用してセーブできるように設定されています。
この方法を使用することで、Vim内でCtrl-Sをセーブのショートカットキーとして使用できます。Ctrl-Sのフリーズの問題から解放され、ファイルを安全に保存できるようになります。
参考: