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Markdownとは?ーHTMLとの書き方の違いから使い方を知る
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- Shou Arisaka / 有坂翔
Markdownは、軽量マークアップ言語として知られ、簡単な書式設定を用いてテキストを整形するための方法です。この記事では、Markdownの基本的な書き方やHTMLとの違いについて解説し、実際の使用方法を紹介します。
Markdownの基本的な書き方
見出し
Markdownでは、見出しは#
記号を使って指定します。#
の数が増えるほど、見出しのレベルが低くなります。
# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3
リスト
リストは、*
や-
を使って作成します。
* リストアイテム1
* リストアイテム2
* リストアイテム3
番号付きリストは、数字とピリオドを使います。
1. 番号付きアイテム1
2. 番号付きアイテム2
3. 番号付きアイテム3
強調
強調したいテキストは、*
や_
で囲みます。二重にすると太字になります。
*斜体*
**太字**
リンク
リンクは、[表示テキスト](URL)
の形式で記述します。
[Google](https://www.google.com)
画像
画像は、リンクと同様に記述しますが、先頭に!
を付けます。
![代替テキスト](画像URL)
コードブロック
コードブロックは、バッククォート(`
)を使って囲みます。複数行のコードブロックは三つのバッククォートで囲みます。
`インラインコード`
複数行の コードブロック
HTMLとの書き方の違い
シンタックスの違い
HTMLは、タグベースのマークアップ言語です。例えば、見出しは<h1>見出し</h1>
と書きます。
<h1>見出し1</h1>
<h2>見出し2</h2>
<h3>見出し3</h3>
可読性
Markdownは、シンプルで可読性が高いことが特徴です。HTMLはより多機能ですが、記述が複雑になることがあります。
書式設定の簡便さ
Markdownは、簡単な書式設定が少ない記号で実現できるため、素早くテキストを整形するのに適しています。HTMLは詳細なスタイル設定が可能ですが、より多くのコードを記述する必要があります。
Markdownの使用方法
ブログやドキュメント
Markdownは、ブログやドキュメントの作成に広く使用されています。GitHubやGitLabなどのリポジトリ管理サービスでも、READMEファイルとしてMarkdownが使われています。
メール
一部のメールクライアントでは、Markdown形式でのメール作成をサポートしています。これにより、見やすい形式でメールを送ることができます。
ノートアプリ
Markdown対応のノートアプリ(例:Notion、Obsidian)を使用することで、効率的にメモを取ることができます。
まとめ
Markdownは、簡単な記号でテキストの書式設定を行うための軽量マークアップ言語です。HTMLに比べてシンプルで可読性が高く、さまざまな場面で活用されています。基本的な記述方法を理解することで、ブログやドキュメント作成、メールやノートの作成に役立てることができます。Markdownを使って、より効率的に情報を整理し、共有してみましょう。