logo
Published on

VPSを自宅サーバーのゲートウェイとして活用する #SSH

Authors

VPS(Virtual Private Server)は、自宅サーバーとして活用することで、リモートアクセスやセキュリティの強化など、様々な利点を享受できます。特に、SSH(Secure Shell)を使用することで、安全な接続を確立し、自宅のサーバーにアクセスすることができます。

※ ConoHaにこちらの紹介リンクから登録すると1000円分のクーポンが貰えます。ぜひご利用ください。

VPSをゲートウェイとして設定する

VPSをゲートウェイとして使用するには、以下の手順を実行します。

  1. SSHサーバーの設定: VPSにSSHサーバーをインストールし、適切な設定を行います。これには、SSHのポート番号の設定、公開鍵認証の設定、ルートログインの無効化などが含まれます。

  2. SSH接続の設定: 自宅のPCからVPSにSSH接続するための設定を行います。これには、SSHの設定ファイル(~/.ssh/config)にVPSへの接続情報を追加することが含まれます。

  3. リバーストンネリングの設定: VPSをゲートウェイとして使用する場合、リバーストンネリングを設定して、VPSから自宅のサーバーに安全にアクセスできるようにします。

  4. セキュリティの強化: VPS上でSSH接続のセキュリティを強化するためには、IPアドレス制限、公開鍵認証のみを許可、パスワード認証の無効化などの設定を行います。

SSH接続の例

以下は、VPSをゲートウェイとして使用し、SSHで自宅サーバーに接続する例です。

  1. リバーストンネリングの設定: VPS上の自宅サーバーから、VPSへのリバーストンネリングを設定します。

    ssh -R  2222:localhost:22 user@vps
    
  2. 自宅PCからVPSへの接続: 自宅のPCからVPSにSSH接続します。

    ssh user@vps
    
  3. VPSから自宅サーバーへの接続: VPSから自宅サーバーにSSH接続します。

    ssh localhost -p  2222
    

これらの手順により、VPSをゲートウェイとして使用し、インターネットから自宅サーバーに安全にアクセスすることが可能になります。

セキュリティ対策

VPSをゲートウェイとして使用する際には、セキュリティ対策を考慮することが重要です。以下のような対策を行うことで、VPSのセキュリティを強化できます。

  • 特定のIPアドレスからのみのアクセスを許可: SSH設定で、特定のIPアドレスからのみアクセスを許可するように設定します。これには、社内メンバーの自宅のIPアドレスや、VPS上に構築したOpenVPNのIPアドレスなどを含めます。

  • パスワード認証の無効化: SSH設定でパスワード認証を無効化し、公開鍵認証のみを許可するように設定します。

  • SSH以外のポートの閉じる: 不要なSSH以外のポートを閉じることで、不正アクセスの可能性を減らします。

autosshを使用したリバーストンネリング

リバーストンネリングを使用する際、接続が切断された場合に自動的に再接続するために、autosshを使用することができます。autosshは、SSH接続が切断された場合に自動的に再接続する機能を提供します。

以下は、autosshを使用してリバーストンネリングを設定する例です。

autossh -M 0 -f -N -R 2222:localhost:22 user@vps

このコマンドは、VPS上の自宅サーバーからVPSへのリバーストンネリングを設定し、接続が切断された場合に自動的に再接続します。

※ ConoHaにこちらの紹介リンクから登録すると1000円分のクーポンが貰えます。ぜひご利用ください。

まとめ

これらの対策を行うことで、VPSをゲートウェイとして安全に活用することができます。 ただし、セキュリティ対策を行う際、VPSの設定ファイルやSSHの設定ファイルを編集する際には、慎重に行うことが重要です。誤った設定を行うと、システムに重大な影響を与える可能性があるため、注意するとよいでしょう。

各ツール価格:1万円~

サポート:6千円/1時間

見積もり:無料


▶ 詳細📧 ご連絡

ご覧頂きありがとうございます。
商品やサービスが本サイト限定で無料や割引になる、広告の一覧をご活用頂くことで、本サイトの運営をご支援いただけます。